お久しぶりです。
落葉樹の葉が落ち、空がどんどん広くなる季節です。
先日切った、さくらのひこばえ、まっすぐな素直な枝・・・
なるべくせっかちに切らないよう
というのは、樹が高すぎて、近くで花を見られず
ひこばえが目の高さくらいまでに育つと
目の前で、花や香りを楽しませてくれるから…
程よい太さになるまで我慢してから切って
色々とつかわせていただきます。
今回のも何本かは紡ぎ棒を作るだろうけど
いちばん親しんでいたのははたき(^^
はたきを掃除に使う文化は
私の育った家の子ども時代にはありませんでした。
あるにはあったけれど、隅っこにかけっぱなし。
使っているのを見たことがなかったのです。
観光地のアルバイト
お掃除にこだわりのある宿泊施設のご指導で
はたきを使う掃除を教えてもらいました。
高いところだけでなく
掃除機が入らないけど埃は入る
冷蔵庫や家具の下、隙間をはたく
ふすまや障子など、引き戸の桟や
開き戸の蝶番の下あたり・・・と
はたきをかけきってから掃除機が登場し
掃除機が済んで拭き掃除、という一連の流れを教わるのは
とても楽しい新鮮な体験でした。
5年以上前の当時ほどパタパタしていないけれど
家にもはたきほしいな、と作った
1号、2号は、今でも使っているし
何本かはプレゼントにしています。
竹のような節のない
まっすぐな枝の素直さは
癒し系の存在感ある暮らしの道具になります。
手に入ったら、作ってみてくださいね。