一期一枝

木にかこまれ、木と触れ合う暮らしの日記です。

リスの恩返し?

お題「誰にも信じてもらえない体験」

ファンタジーです。

時々、リスがわたしが彫るものに合った枝をくれます。

そのリスには、椿油屋さんに持ち込むはずだった種を、結局冬中毎日少しずつ上げていて、もともとそんなに拾っていないので、まあいいか、と。。。朝、起きるのが遅くって、種が出ていないと催促の鳴き声がするんですね。

 

春になって、木を彫るのに突然目覚めて、日ごと木を彫るようになったら、窓の外でこっちを見ながら尻尾を振ってるんですね。何日かたって、そこで、のこぎりで切ったんじゃあない、虫食いでも無さげな切り口の枝が落ちていて・・・。

 

夢中になって、削ったり磨いたりしていると、窓から時々覗いています。

 

f:id:mamaearth:20160613213235j:plain

 

昨日、いつもの声に変な「音」が混じりました。音と思ったのはまだ子どものリスの声? ちらっとだったけれど、いつもの?と思しきリスが一回り小さなのを同行してました。子育て期、食べ盛りを養うをお手伝いさせてもらえたようですね~。

「自分でエサは取れるので、横着してあなたが拾った実をがっついてたわけじゃあなくてさ、でも、こういう事情ならありでしょ?こんなに大きくなりました。」

 

と言ったか言わないか?

子どもを見せに来てくれたように、私は思い込んでいい氣になっています。