ファンタジーです。
時々、リスがわたしが彫るものに合った枝をくれます。
そのリスには、椿油屋さんに持ち込むはずだった種を、結局冬中毎日少しずつ上げていて、もともとそんなに拾っていないので、まあいいか、と。。。朝、起きるのが遅くって、種が出ていないと催促の鳴き声がするんですね。
春になって、木を彫るのに突然目覚めて、日ごと木を彫るようになったら、窓の外でこっちを見ながら尻尾を振ってるんですね。何日かたって、そこで、のこぎりで切ったんじゃあない、虫食いでも無さげな切り口の枝が落ちていて・・・。
夢中になって、削ったり磨いたりしていると、窓から時々覗いています。
昨日、いつもの声に変な「音」が混じりました。音と思ったのはまだ子どものリスの声? ちらっとだったけれど、いつもの?と思しきリスが一回り小さなのを同行してました。子育て期、食べ盛りを養うをお手伝いさせてもらえたようですね~。
「自分でエサは取れるので、横着してあなたが拾った実をがっついてたわけじゃあなくてさ、でも、こういう事情ならありでしょ?こんなに大きくなりました。」
と言ったか言わないか?
子どもを見せに来てくれたように、私は思い込んでいい氣になっています。