山帰来の枝で
紡ぎ棒を彫りました。
右の3本です。
硬いけど
真ん中3本のケヤキみたいに
あと少しの所でぽきっと
あー形状変更!
みたいなことがない
粘り強さは
さすがツル植物です。
落ちていた伐採枝を見つけた時
何の枝かわかりませんでしたが
心ひかれて手に取りました。
赤松のような樹皮は
薄くて
ひび割れは松のような模様はなく
ふと、全く表情が違う
細い脇枝の棘が触れて
大好きな山帰来が太く太く
育ったものだとわかりました。
山帰来は
クリスマス花材として
赤い実が知られていますが
蝋細工のような緑の花が
美しいです。
ツル植物で、何かに絡んで
高く高く育つんですが
太いものは、大人の背丈くらい
両手を上げて
背伸びするように
自力で立っています。
限界に挑戦してるかのような
この時期の立ち姿にひかれます。
山帰来の紡ぎ棒は
彫るのが大変な硬さだけども
カタチでは遊べます。
小鳥の形のは
くるくる目が回りそうで
ちょっとかわいそうでした。